公正証書の中身を充実させる
【効果がある離婚公正証書の作り方】
① 離婚公正証書の情報を集める
② 養育費などの支払率を上げるコツ
③ 離婚公正証書の中身を充実させる
離婚公正証書を作る場合、この3つのポイントが大切なので、
今回は③離婚公正証書の中身を充実させることについて、分かりやすくお伝えします。
【チェックポイント】
◇ 中身に不備はないか
◇ 専門家に1度は相談する
◇ 話し合いの過程を大切にする
離婚公正証書を作る上で大切なことは、
結果(完成)ではなく、過程(離婚条件の話し合い)となります。
中身を充実させるということは、
内容に不備のない、離婚公正証書を作るということです。
離婚した後に↓のような後悔をしないためにも、
①離婚公正証書の情報を集めるでお伝えした通り、情報収集を忘れないで下さい。
正確な情報を集めることが出来れば、質の高い離婚協議が期待出来ます。
「そんな内容を知らずに作ってしまった。」
「その条項の必要性を知らずに作ってしまった。」
例えば離婚公正証書を作る場合、
清算条項を入れるべきですが、知らないという方が多いです。
清算条項とは、離婚した後に追加請求しないという約束です。
これは夫婦双方に適用されるので、トラブル防止に役立つことになります。
ご夫婦の状況によっては、稀に清算条項を入れないケースもございます。
このように入れるべき条項が欠けている場合、
時間をかえて作った離婚公正証書の力が半減することになります。
当事務所でも原案のチェック(相談)を行うことがありますが、
A4サイズ1枚だった原案が、合意内容が増えて3~5枚程度になることがあります。
合意内容が増えるということは、中身が充実した離婚公正証書と言えます。
時間をかけて作った離婚公正証書を台無しにしないためにも、
依頼の有無は別として、作成を考えたら1回は専門家への相談をお勧めします。
(※ 無料相談を実施している専門家は多いです。)
このように過程を大切にすれば、中身の伴った離婚公正証書が出来ます。
2017-07-10に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。
【関連記事】
◇ 離婚公正証書の情報を収集する
◇ 養育費などの支払率を上げるコツ
◇ 行政書士と離婚公正証書の関係
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