離婚の情報を集めてみる
協議離婚はご夫婦の話し合いで進める離婚なので、
離婚の条件の結論を出す為には、離婚に関する情報や知識が必要となり、
これらを多く集めることが出来れば、離婚協議がスムーズに進む可能性が高まります。
(離婚条件-親権、養育費、慰謝料、財産分与、年金分割)
【離婚情報の集め先】
1.インターネット
2.書籍
3.離婚経験者
4.行政書士などの専門家
離婚情報は1~4の媒体から集めることが出来ますが、
どの方法にも長所と短所があるので、あなたに合う方法で集めるようにして下さい。
例えば、インターネットを利用して集める場合、
多くの情報に触れることが出来ますが、全てが正しいとは限りません。
間違った情報を使って協議を行うと、離婚後のトラブルへと繋がります。
離婚前「自宅にある電化製品は妻が取得することで合意。」
離婚後「夫が冷蔵庫は欲しいと主張してきた。(蒸し返し)」
「冷蔵庫くらいなら・・・」と思うかもしれませんが、
時間をかけて出した結論を蒸し返されると、気分は良くありません。
(再出発の気持ちにモヤモヤ感が生じることになります。)
このような蒸し返しを防ぐ方法としては、
合意した内容を書面に残して、その文面に財産分与と清算条項を書くことです。
(書面-離婚協議書や離婚公正証書)
この2項目を書いておけば、夫は蒸し返すことが出来ません。
清算条項を知らないというご依頼者様は多いので、
この機会に覚えて頂いて、これからの離婚協議に生かして下さい。
このように離婚後のトラブルを防止するためにも、
しっかりと離婚に関する情報を集めてから協議することが大切です。
2016-06-03に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。
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