養育費の支払率を上げる方法について

離婚問題はお任せ下さい

「養育費を約束通り払って欲しい。」

ご相談される多くの方が、このように願っていますが、
100%安心して養育費の支払いを受ける方法はありません。

ただ100%に近づける方法があります。
それは合意した条件を書面(離婚公正証書)に残すことで出来ます。

【離婚公正証書を作るメリット】

① 強制執行(差押え)が出来る
② 心理的プレッシャーを与える
③ 証拠として残る
④ 離婚後のトラブル防止に役立つ
⑤ 約束を忘れないという意識付けが出来る

離婚公正証書を作ることで①~⑤のメリットが生まれ、
特に①強制執行と②心理的プレッシャーを得られることが大きいです。

①強制執行とは、給与などの差押えが出来るので、
仮に養育費などの未払いが生じた時に、給与から確保することが出来ます。

離婚協議書では強制執行が出来ないので、離婚公正証書との違いとなります。

次に給与の差押えを行うと、勤務先(上司)に知られるため、
「評価が落ちるから払おう」という②心理的プレッシャーを与えることが出来ます。

この心理的プレッシャーは「周囲からの目」を気にする方に効果的です。

このように離婚公正証書を作ることで、
心理的プレッシャーと強制執行という2段構えの備えが出来ます。

もちろん離婚公正証書を作るのにお金(公証役場手数料)はかかりますが、
それに見合うメリットもあるので、1回は作成の検討をして頂けたらと思います。

2016-11-08に公開したコラムですが、
一部修正を行い、に再度公開しました。

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